グッドデザイン賞受賞!広報担当者に聞く、受賞にかける思いとは
- 活動レポート
このたび、Teach For Japanの運営する『フェローシップ・プログラム』が、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
広報担当の宮崎さんに、今回の受賞にかける思いや受賞祝賀会の話、そして今後の展望について、お聞きしました!
〜グッドデザイン賞とは?~
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
受賞までの道のりを教えてください。
1次審査は書類のみで、プログラムの概要や背景、ポイントなどを提出しました。
2次審査は幕張メッセで行われ、展示物の作成をする必要がありました。プログラムの価値が伝わるようなパネルの制作に加え、関係者の声を集めた動画を制作しました。パネル制作では、無形のプログラムを初見の方にも分かりやすく表現できるよう、チームのみんなで何度も議論を重ねました。動画制作では、連携している大学や自治体、フェローが赴任している学校の校長先生や保護者にインタビューを行い、フェローが学校現場や子どもたちに与えている影響や、プログラムに感じている価値についてお話しいただきました。
これらの制作を通して、改めてプログラムが社会に生み出している価値を整理したり、学校や子どもたちに良い影響を与えていることを実感することができました。
1次審査の時点では、今年は試しに出してみよう、というくらいの気持ちだったのですが、2次審査の展示物制作においてチームで議論を重ねたり、関係者の皆さまから声を聞かせていただいているうちに、「絶対グッドデザイン賞を受賞したい!」という気持ちになっていきました。
先日の祝賀会はいかがでしたか?
10月25日にグランドハイアット東京で行われた受賞祝賀会へ出席しました。
名だたる大手企業や有名企業が並ぶなか、私たちTeach For Japanのフェローシップ・プログラムも社会をよりよくするものとして評価いただけたことを非常に嬉しく思います。
また、審査副委員長の方が仰っていた「デザインを諦めきれなかった者のみがこの会場にいると思う」という言葉が印象的でした。祝賀会へは団体を代表して出席させてもらいましたが、他職員をはじめフェロー・アラムナイやこれまでTFJに関わってくださった多くの方がフェローシップ・プログラムの価値を信じ続け創り上げてきたからこそ、受賞できたものだと感じました。
グッドデザイン賞受賞を通して実現したいことは何でしょう?
グッドデザイン賞を受賞したことは、団体やプログラムに対する信頼性や社会的意義の証になると思っています。私たちの取り組みは、初めて知った方には(免許がなくても教師になれるなんて本当?あやしい…)と懐疑的に受け取られてしまうことがあるのですが、今回のように第三者機関から評価をいただいたことでポジティブな印象を持っていただくことができると思います。
これをきっかけに、フェローシップ・プログラムの認知を拡げ、教育をよりよくしたいと考える多くの方に学校現場に入っていただくこと、そしてその先にある「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」を目指していきます。
▼受賞発表のプレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000034132.html
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