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活動レポート report

DHL様との連携が実現!担当者に聞く企業連携によって目指すものとは

Teach For Japanは、社会の多様なリソースを公教育に還元していくことを目指し、様々な企業様と連携をさせていただいております。先月には、当法人支援企業のDHLグループと、学童CLUB merry attic様との連携による学習支援を実施いたしました。
今回は、具体的な連携内容や企業連携を通して目指すものについて、担当者にインタビューしました!

・DHL様との具体的な連携内容を教えてください。

DHL様には、2012年より、Teach For Japanの掲げるビジョン実現のため、教育を通じて社会課題の解決を目指す活動に強力にご支援をいただいています。同グループでは、これまでTFJの本部組織であるNPO「Teach For All」と連携し、世界各地で青少年や子どもたちへ支援なさっていますが、この度のTFJとのオフィシャルパートナーシップ締結により、これまでのご支援に加え更なる協働活動が期待されています。
今年はすでに3つの企画のうちの2つの教育活動を実施していただきました。DHL様ではもともと出前授業をされていますが、今回はTFJによる事前研修にて学習科学の観点も踏まえて実施いただきました。打ち合わせ開始からおよそ2ヶ月という短期間にも関わらず、児童の学齢や実態に併せてカスタマイズしてくださり、児童たちには大盛況のうちに終了いただきました。事後の振り返りなども行っていただき、次の活動への拡充を狙っています。

▼実際の取り組みの様子はこちら
https://teachforjapan.org/18997/

・企業連携におけるやりがいや心が動いたエピソードを教えてください。

日頃、経営層やCSR部門または社会貢献のために招集されているチームの方々と打ち合わせしますが、どちらの皆様も公教育の変革に取り組むTFJの活動に対して寄り添い、「Teach For Japanに本当に役立つことをしたい」とおっしゃって、課題解決のために一緒に検討し動いてくださいます。この点は私だけではなく団体職員皆が強く励まされる瞬間です。
また、お忙しい中にも関わらず各社の社員の方々が、フェロー・候補生の研修や学童クラブでのボランティア活動をして頂く際は、現場で積極的に学んでくださった上、更に「今回の取り組みで業務や社会における自社の役割を深めることになった」「今後も活動を継続したい」とのコメントを多くくださいます。同様にフェローや候補生・児童からも「充実していた」「楽しかった」と感謝の声をいただきます。企業とNPOが子供たちに直接関わり貢献していく場や新しい価値創造を実感するのは、ひとえに企業連携やご支援のおかげであると毎回痛感しています。

・企業連携を通して目指していきたいことはなんでしょう?

 Teach For Japanでは、公教育の変革は、企業を含めた社会全体の変革が必須と考えています。企業様と団体との連携を端緒として社会全体が変革への当事者意識を生み、教育に関する意思決定や行動を起こす機運を高め、すべての子どもが素晴らしい教育を受けることができる世界を実現したいと思います。
具体的には、前述のようにボランティアに参加する社員様が社内では得にくいような業務の新たな価値や成長を感じていただいたり、いつもと違う着想や多様な手段に繋げていただけるようになるなど、企業の社会貢献の場に留まらない、人的資本経営における強力なパートナーとなりたいと思います。
今後もフェローシップ・プログラムと両輪でこのような”連携”の輪を大きくしていけることを楽しみにしています。

▼連携をご検討される法人様はこちら

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