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活動レポート report

『先生たちにリスペクトとエンパワメントを!』教師の日ギャザリングイベント開催への思い

2023年10月1日、Teach For Japanは、全国の教師や、教育の未来に関心を寄せるすべての方が、集い、繋がり、学び、エンパワーメントされる特別な機会として『教師の日ギャザリング2023』を開催します。TFJとして初めての試みとなる本イベント。企画担当者の思いを聞きました!

どうしてこのイベントを企画したの?

私は、2015年にTFJのフェローシップ・プログラムに参加し、小学校教員になりました。教員になって一番初めに感じたことは、教員というのは職業というよりは、生き方そのものだということでした。
教員になる前は、民間企業で働いており、その時の自分は仕事中とプライベートのオン/オフを切り替えていました。今振り返ると、そうやってバランスを取りながら仕事をしていたのだと思います。
ただ、教員は、意識しているしていないに関わらず、態度や言動・行動が日々の子どもたちとの関わりにダイレクトに影響していきます。そんな中、子どもたち一人ひとりの学びやこれからの人生を真剣に考え、悩み、葛藤し、それでも向き合い続けている先生方を見て、「先生はすごい!」と心から敬意を持って思ったことを今でも鮮明に覚えています。
一方で、教員への過度な批判・批評が多く、それが教員へのプレッシャーにもつながっていると感じることが少なからずあります。そんな社会の空気を変えたい。そう思ったのが、私がこのイベントをやる理由です。

イベントの内容紹介

イベントでは、先生たちがエンパワーされることを一番に考えています。

そのために、いまの教育をリードするような方々にご登壇いただき、これからの教育を学び、考えることができる機会にしたいと考えています。
また、先生方や参加者の皆さんが、ネットワーキングができる交流の機会も設ける予定です。そうすることで、このイベントをきっかけにして、協働し、学校教育をより良いものにしていく動きを起こしていきたいと思っています。これはまさに、文部科学省が掲げている「社会に開かれた教育課程」につながる取り組みであると考えています。

教師の日ギャザリング2023を通して実現したいこと

このイベントを通して実現したいことは2つあります。
ひとつは、先生方が教員の社会的価値を改めて認識し、「自分の日々の活動は、これからの社会につながっている!」と感じ、先生方を含めた参加者の皆さまが「教員ってワクワクする職業だ!」と教員や教育に対して前向きな気持ちを持ち帰ってもらうことです。それが、日々の子どもたちとの関わりにもポジティブな影響をもたらすと信じています。

もうひとつは、毎年10月5日の「教師の日」を、日本中が教師や教育を考えるきっかけにしていきたいです。子どもたちはあらゆることから学びを得ています。だからこそ、一人ひとりが子どもの教育に関わっているという当事者意識を持ち、これからの教育や教師について改めて考える日としていきたいです。

“世界教師デーは教員がいかに教育の変革を推進しているかを記念するだけでなく、教員の才能や使命を十分に発揮するために必要なサポートについて考え、さらに教職という職業の未来を世界規模で再考する日でもあります。”
(引用:「世界教師デー」(10/5)|ユネスコスクール

教育の未来に関心を寄せるすべての方がご参加いただけるイベントとなっております。少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひ下記のリンクよりお申し込みください!!
https://peatix.com/event/3660308/

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