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フェローインタビュー fellowinterview

【フェローの実践】Teach For Allを通して出会ったケニアのフェローとオンライン授業を実施。

2023年6月15日(木)に、福岡県田川市の田川小学校に赴任している中田フェロー(10期生)が、Teach For Allのグローバルネットワークのワークショップを活用して知り合ったケニアのフェロー(教員)とオンライン授業を実施しました。
今回の記事では、当日の様子や子どもたちの声を中心に、フェローの取り組みをご紹介します。

オンライン授業実践に至る背景

Q:なぜケニアの子どもたちとオンラインでつなぐ授業実践に至ったのでしょうか。

田川小学校の子どもたちは非常にやる気があり、素直で良い子どもたちです。しかし、地域的に外国人が少なく、外国語を話す機会が限られている現状があります。さらに、田川市は他地域からの転入転出が少ないため、多様な価値観や異文化に触れる機会も制限されています。このような背景から、子どもたちの可能性が狭められてしまっていると感じました。そこで、私は、子どもたちが日常生活ではなかなか出会うことのない人たちと話す機会を提供することで、世界の広さを知ってもらうことを目的に実践に至りました。
この実践を通して、異文化や多様性を理解し、自らの知的探求心を伸ばしてほしいと願っています。また、英語でのプレゼンテーションや交流を通して、英語という言語に親しんでもらうこともねらいとしています。

Q:ケニアの教員とつながった経緯を教えてください。

Teach For Japanのグローバルネットワークを活用して、STEAM education leadership(*)に参加していたときにケニアの教員(Phelix)と出会いました。

※STEAM education leadership
Teach For AllとLabXchangeの共同研究プロジェクトの一環であり、教師がTeaching as Collective LeadershipフレームワークとLabXchangeのSTEAMリソースを効果的に統合し、子どもたちがコンテンツを習得しリーダーとして成長することを目的としています。

当日の様子や子どもたちの学び

Q:当日の様子を教えてください。

最初に、私のクラスの子どもたちが、学校の所在地や児童数、日本の有名な場所や食べ物などを英語でプレゼンテーションしていきました。
例えば、
「Hi, I’m 〇〇. It’s about our school. It’s located in Tagawa City, Fukuoka Prefecture.」
「Hello. My name is 〇〇. Japan has many World Heritage sites, such as Mount Fuji, the tallest mountain in Japan.」
など、自分たちが伝えたいことを一人一人が事前に整理して、学校にある遊具や給食についてプレゼンテーションする子もいました。
続けて、ケニアの学校の子どもたちから学校の所在地や担任の先生の特徴、食べ物や国旗についてのプレゼンテーションがありました。
そのあと、質疑応答として、お互いに興味を持ったことや疑問に思ったことを質問し合いました。

Q:子どもたちの変化は感じられましたか?

英語能力の向上や異文化理解の促進だけでなく、児童の自国や自分の学校への理解にもつながる意義深いものだと感じています。
交流授業の事前事後のアンケートでは、「外国に関すること」「英語に関すること」「日本や学校に関すること」の3つの観点において、ポジティブな結果となっています。

また、事後アンケートの自由記述では下記のような声が上がっています。

・ケニアの学校の児童は、自分の学校よりかなり多いことがわかった。

・日本や自分の学校のことを知ってもらえてよかった。

・プレゼンの練習をたくさんして、英語を話せるようになった。

・担任以外の先生からもアドバイスをもらえたのがうれしかった。

・これからも他の国のことをたくさん知りたい。

・みんなで実際にケニアに行ってみたい。                など

今後の展望

自分が住んでいる地域以外にも目を向けられるような、視野を広げていく活動をしていきたいです。国際交流だけでなく、社会人との交流を通して人生やキャリアについて考える取り組みも積極的に実践していきたいと考えています。また、取り組みの効果検証やプロセスの言語化も行って、横展開(他の学年や学校でやること)できるように取り組んでいきます。

掲載メディア

讀賣新聞にも取り上げていただきました。

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