フェロー(教員)のキャリア
- コラム
Teach For Japan(以下、TFJ)のフェローシッププログラムに参加してフェロー(教員)になった方は、2年間のプログラム修了後、どのようなキャリアを歩んでいるのか?
2019年3月に修了した5期までの最新データをご紹介します。
フェロー後のキャリア
1~5期までのフェローシッププログラム修了生(アラムナイ)は、合計で57名おります。それぞれのフェローシッププログラム修了後のキャリアを職業別に分類しました。
職種別
・教員 57%(32名)
・民間企業 18%(10名)
・個人事業主/起業 9%(5名)
・NPO職員 7%(4名)
・国際NGO・国際機関等 6%(3名)
・学校事務職 1%(1名)
・地域おこし協力隊 1%(1名)
・その他 1%(1名)
計 57名
プログラム後も教員を続けるアラムナイ
教員を続けている32名のアラムナイを、種類別に分類すると以下のようになります。
正規・非正規採用別
・教諭:21名
・常勤講師:10名
・非常勤講師:1名
※教諭:各自治体の試験に合格し、正規採用された教員。フルタイムで働く。
常勤講師:教員免許は保持しているが、試験に合格していないなど正規として採用されていない教員。フルタイムで働く。
非常勤講師:常勤講師と同様、教員免許は保持しているが正規採用ではない教員。パートタイムで働く。
校種別
・小学校:19名
・中学校:8名
・高校:5名
アラムナイが就職した企業・団体
教員以外の職についているアラムナイ25名も、様々な側面から教育に関わる仕事をしています。
教育系企業
株式会社LITALICO、株式会社教育と探究社 など
人材系企業
パーソル総合研究所、株式会社グロービス、株式会社エン・ジャパン など
NPO、国際NGO、国際機関
放課後NPOアフタースクール、プラン・インターナショナル・ジャパン、国境なき医師団、在マレーシア日本大使館 など
修了生ネットワークの力
以上のように、フェローシッププログラム修了後、アラムナイは様々なキャリアを歩んでいます。私たちはプログラム修了後のキャリア支援を行っておりますが、進路を決めるのはアラムナイ自身であり、特定の職業に就くことを推奨することはありません。
社会全体で教育課題を解決する仕組み
フェローシッププログラムには、様々な人がそれぞれ異なるビジョンを持って参加しています。そのため、プログラム修了後のキャリアも様々です。私たちは、教育課題への当事者意識を持つアラムナイを、教育現場だけでなく、行政、ビジネス、政治、NPOなど、社会の様々な分野に広く輩出し、社会全体で教育課題を解決する仕組みを創造することを目指しています。
(編集後記)
今回はフェローのキャリアについて、データを用いてご紹介しました。
現役フェローおよびアラムナイ、それぞれのストーリーは随時ブログ記事にてご紹介しております。ご自身のキャリア選択の参考になるような記事があれば、幸いです。
参考URL
修了生のネットワーク|Teach For Japan
株式会社LITALICO(りたりこ)
株式会社 教育と探究社
パーソル総合研究所
株式会社グロービス
エン・ジャパン株式会社
放課後NPOアフタースクール
プラン・インターナショナル・ジャパン
国境なき医師団
在マレーシア日本大使館
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