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フェロー候補生に聞いた!Teach For Japanのフェロー研修に参加した感想とは?

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今回は、実際にTeach For Japan(以下、TFJ)のフェローシップ・プログラムに参加している研修生に、研修を受けた感想を聞きました。

前回の記事では、TFJの研修担当職員にインタビューをし、研修の目的とその内容、そして研修生のフォロー体制などをご紹介しました。その中で『研修の概要については分かったけど、実際に研修を受けている人の生の声を聞きたい』というリクエストをいただき、アンケートを実施しました。ぜひ、参考にして頂ければと思います。

TFJのフェローシップ・プログラムを受けた感想とは

それでは早速、フェロー候補生に聞いた感想をご紹介したいと想います。

今回は、オフライン集合研修の開催地である東京、大阪、福岡の各拠点にご協力を依頼し、女性2名、男性2名の方に受けていただきました。皆さん、ご自身の言葉でお話しくださっているので、その温度感も伝わりやすいかと思います。それでは、ご覧ください。

奥山瑠捺さん

―赴任したら実現したいことは何ですか?(今のビジョンも踏まえて教えてください)

自分の実体験も踏まえ「地方と都市の子供たちの間にある進路選択の幅の差」が教育課題だと感じています。この課題を解消するために、「やりたいこと、なりたい自分を見つけて、それを実現できる力」を教育を通して育める環境を作っていきたいです。

また「できなかったことができるようになる経験」「できなくてもできるようになりたいと思って一生懸命努力した経験」は将来、やりたいと思うことに向かって努力することができる力になると思います。そして、授業を通して視野を広げ、相手の意見にも耳を傾けて学び取る力、様々な方法や角度で挑戦してみようという気持ちを育むことで、幅広く興味を持ったり、好きなことを見つけられたりするキッカケになると考えています。

そのために「一人一人と向き合う」ということを大切にしていきたいと思っています。子供同士を比較するのではなく、いいところや改善できるところを見つけ、できないことはできるようになるまで一緒に頑張る姿勢を持ち続けたいです。そして、子供たちの可能性を広げる存在となり「やりたいこと、なりたい自分を見つけて、それを実現できる力」を育んでいきたいと思います。

―研修中で一番印象に残っているプログラムは何ですか?

第7回目の「隠れたカリキュラム」に関する内容です。

―それはなぜですか?具体的に、どういったことが学びになりましたか?

学校生活の中で授業だけでなく、生活面でも子供たちと多く関わろうと教員が意図する、しないに関わらず、子供たちが自分自身で学び取っていく全ての事柄のことを「隠れたカリキュラム」と言います。私はこのプログラムで、自分自身のスタンス、価値観、在り方、行動、その場の雰囲気が子供たちの学びや態度、価値観の形成になると知った時、教員はとても責任のある職業だと考えさせられました。

実際に教育実習を通して、行動・言動の一つ一つが子供たちのどんな価値観や態度などに影響するのか考えながら接しましたが、意識しすぎて不自然になっていた部分があったと思います。そこで、自分のスタンスを決めて行動していくことが大事で、意識しなくても「自分の在り方」を表現していきたいと思いました。

また、隠れたカリキュラムは自分の掲げているビジョンを実現できる機会になると思うので、自分のスタンスを確立していきたいです。

大林凌也さん

―赴任したら実現したいことは何ですか?(今のビジョンも踏まえて教えてください)

2つあります。

まず1つ目は、教員同士の信頼関係やチームワークを育む働きかけを積極的にすることです。そうすることで、先生が安心して、そして楽しんで教育活動ができるような環境作りを自分の強みを発揮しながら実現したいと考えています。

2つ目は、地域や保護者との信頼関係を育む取り組みや活動を積極的に行い「信頼関係をベースにした教育活動の実現」に貢献することです。

―研修中で一番印象に残っているプログラムは何ですか?

模擬授業です。

―それはなぜですか?具体的に、どういったことが学びになりましたか?

模擬授業をする前までは、多くの先生方が仰っていた「授業で勝負をする」という意味が理解できていませんでした。しかし、模擬授業を通して授業中の先生の生徒への対応や声かけ、発言がそのクラスの雰囲気を作っていくということを身をもって体感しました。

どんなクラスにしたいか、どんな子どもを育てたいかを授業の中で発揮することの難しさとやりがい、大切さを学びました。

中島綾香さん

―赴任したら実現したいことは何ですか?(今のビジョンも踏まえて教えてください)

赴任したら実現したいことを正確に表現するなら「現場で課題を見つけ、解決に向けた行動をすること」となるでしょうか。まだ子どもたちに出会っていないので、具体的に表すことは、正直難しいですね。

私は「誰もが適応的に生きられる社会」を実現したいし、そんな社会でないことは本来おかしなことだと思っています。そのために個人に働きかけるのか、環境に働きかけるのか、つまり誰をどんな風に巻き込んでいくのかは、最善と思える方法を現場で柔軟に模索したいと思っています。

―研修中で一番印象に残っているプログラムは何ですか?

第9回のオンライン研修「特別支援教育について」です。

―それはなぜですか?具体的に、どういったことが学びになりましたか?

この研修では「子どもをみることの大切さ」についてご教授いただきました。研修直後は「理解はできたけれど、実践に結びつけて考えるのは現時点で難しい」と率直に思ったのを覚えています。

しかし、仕事が休みの日に小学校でボランティアをするようになって「彼には今どう見えているのかな」「本当は何を伝えたいのかな」と、よく想像している自分に気付いたとき、研修での学びが生かされているのかもしれないと思いました。毎週行われる2時間の研修で学びが完結することはなく、むしろ研修は「自分に向けられた問いの導入」なのだろうと思い至るきっかけとなった研修でしたので、一番印象に残っています。

また、講師をされた菊池先生の「知っているということは諦めなくていいということ」というメッセージが、私にはとても響いています。

何事にも言えるかもしれませんが、知れば知るほどよくわからなくなって、自信を持っていられることなど減っていくように思えますが、できることも確実に増えるのだと思い、これからも学びを止めないようにしようと思えました。

J.Aさん

―赴任したら実現したいことは何ですか?(今のビジョンも踏まえて教えてください)

大きく3つです。

・自分の価値に気づき、周りのあらゆる価値を認め合える教室

・様々なライフキャリアを持つ大人と出会える教室

・地域のリソースを活かした学習を通して、地域に目を向け、日本や世界の課題に目を向けられる教室

私はこれまでの経験から「全ての人が好きな場所で生き、ライフキャリアをデザインできる社会の実現」をビジョンとしています。ライフキャリアをデザインするとは、ワークキャリア(=仕事)だけでなく、家庭生活や個人の活動(趣味や自己啓発)など、自分はどう生きたいかを考え、ありたい姿にむけて能動的に取り組むことを指します。

今後の社会の変化を考えると、子どもたちが生き方の選択肢を柔軟に捉えられるようにすることは重要であると考えます。教師として、周囲の価値観を受容できるようにすることはもちろん、自己について深く知ったり、様々な他者や大人と出会ったりさせることで、気づきを与えていきたいと思います。

教育課題に加えて、地域の課題に関心があるので、地方創生の柱とされる「ひと・まち・しごと」のうち、「ひとづくり」の観点から、学校や社会のあらゆる場での学びのフィールドを広げ、地域社会に貢献していきたいと考えています。

―研修中で一番印象に残っているプログラムは何ですか?

ハピディテ、心理的安全です。

―それはなぜですか?具体的に、どういったことが学びになりましたか?

人間の脳の構造から、幸せやストレスの仕組みについて、その原理を理解することが出来たからです。

子どもたちだけでなく、誰もが「どんな時に幸せを感じられるのか」を自己認識することは大切なことだと考えています。

積極的に幸せを見つけにいくこと(Use it or lose it)の原則を学んだことで、自分自身の意識を変えていきたいと思いましたし、子どもたちが自らのライフキャリアをデザインできるようになるためにも、ハピディテや心理的安全の考え方を学校現場で取り入れていきたいと感じました。

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いかがでしたか?研修のイメージが湧いてきましたでしょうか?

TFJでは、教育課題に挑む皆さんを、仲間として応援しています。ご興味を持ってくださった方は、一度、フェローシップ・プログラム説明会やTFJの主催のイベントに参加されてみませんか? 一緒に教室から世界を変えていきましょう!

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