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【最新版】2020年度小学校教員資格認定試験の概要を徹底解説!

教員資格認定試験は、文部科学省が広く一般社会から人材を求めるために開催している年に1度の試験です。教員免許がなくても、教育への課題意識や教員になりたい気持ちがあれば、教員への道を開くことができる1つの制度です。今回の記事では、2020年度の試験スケジュールや出願方法などの概要と試験内容、免許取得後の教員になる4つの方法をご紹介します!

【最新版】2020年度小学校教員免許認定試験の概要

教員免許認定試験は、幼稚園教諭二種免許状、小学校教諭二種免許状、特別支援学校自立活動教諭一種免許状の3つの種類があります。ここでは、その中でも小学校の教員免許認定試験の試験目的や受験資格、実施場所・スケジュール、出願方法をご紹介します。

試験の目的

教員資格認定試験は、開催者である文部科学省によると、広く一般社会から人材を求めるための試験であることがわかります。

広く一般社会に人材を求め、教員の確保を図るため、大学等における通常の教員養成のコースを歩んできたか否かを問わず、教員として必要な資質、能力を有すると認められた者に教員への道を開くために文部科学省が開催している

(引用元:教員資格認定試験|文部科学省

また、大学等の高等教育機関で教員養成課程を取得していなくても受験する資格があることがわかります。

受験資格

受験資格は高校を卒業した者、その他大学に入学する資格を有する者です。また、年齢制限があり、2020年度の試験では、平成12年4月1日までに生まれた者が対象となっています。

試験実施場所とスケジュール

試験実施場所は、2020年度から東京近郊と大阪近郊の全国2カ所になりました。(※2019年度までは、全国6カ所)詳しい場所は、6月頃にホームページで公表される予定です。また、2020年度の受験願書受付から合格者発表までのスケジュールは下記の通りです。

【実施スケジュール】
①願書等の請求受付期間:5月29日(金)まで
②出願期間      :5月22日(金)~6月5日(金)
※当日消印有効
③受験票の交付    :8月中旬頃
④一次試験実施日   :9月13日(日)
⑤二次試験実施日   :11月28日(土)及び11月29日(日)、または12月5日(土)及び12月6日(日)
⑥合格者発表     :1月20日(水)

1次試験、2次試験共に翌週に予備日が設けられています。

参考
令和2年度 教員資格認定試験受験案内|独立行政法人教職員支援機構

出願方法

まずは、受験願書等の資料請求をする必要があります。資料請求の方法は、インターネットを使う方法と電話する方法の2通りあります。

インターネットで請求する場合は、試験を運営する独立行政法人教職員支援機構がホームページ上で告知する受験案内に記載されているURLあるいはQRコードから行います。電話で請求する場合は、音声ガイダンスに従って申し込みます。なお、どちらの方法で資料請求しても届く資料は同じです。

出願方法は、試験運営大学の担当部署宛郵便局の窓口から書留で郵送します。郵送先、郵送方法を誤った場合は、出願は受け付けられないので注意が必要です。

【出願書類一覧】
・出願書類点検票(所定の用紙)
・受験願書(所定の用紙)
・戸籍抄本(個人事項証明書)又は住民票の写し
・受験資格を満たす学校の卒業(又は修了)証明書

なお、各書類の詳細は、受験案内に詳しく記載されています。(令和2年度 教員資格認定試験受験案内|独立行政法人教職員支援機構

合格判定基準

2019年度の合格判定基準は、教科及び教職に関する科目の択一式試験で、満点の6割以上を合格としています。また、教科選択する択一式試験では、6教科の満点合計の6割以上を合格としています。

2次試験や論述試験の合格判定基準は公表されておらず、合格者数や合格率などは公表されていません。ちなみに、過去に出題された問題は5年分ホームページに「問題」と「正答」が掲載されています。

参考
2019年度教員資格認定試験問題|独立行政法人教職員支援機構

【最新版】2020年度小学校教員免許認定試験の内容

2020年度から、小学校の教員資格認定試験の内容が変更になります。ポイントは3つです。1つ目は、択一式の筆記試験の内容を精選し、待ち時間解消と試験時間短縮をしたこと。2つ目は、知識や技能を問う試験から、実践的指導力を問う試験へ変更したこと。3つ目は、コミュニケーション能力や適性等をより実践に即した形で評価したことです。

1次試験

1次試験は、択一式と論述の2つの方法で、1日間で実施されます。

択一式①(20問/70分)

教職専門科目に関する試験

択一式②(60問/180分)

各教科の専門的内容及び学習指導要領の理解等に関する知識・技能を具体的な授業場面に則して活用する問題。10教科のうち音楽・図画工作・体育を2教科以上含む6教科を選択する。

論述式①(2問/60分)

各教科の専門的内容及び学習指導要領の理解等に関する知識・技能を具体的な授業場面に則して活用する問題。10教科のうち1教科を選択する。

論述式②(2問/60分)

教育者としての使命感や責任感、児童理解等、教員として必要な能力と適性の全般に関する論述試験。

参考
令和2年度 教員資格認定試験|独立行政法人教職員支援機構

2次試験

2次試験は、実践的指導力に関する内容で、2日間で実施されます。具体的には、指導案作成、模擬授業、グループ討議及び課題論文作成等の方法で、コミュニケーション能力、教育者としての使命感や責任感等、教員として必要な実践的指導力を評価します。なお、場所は試験を運営している独立行政法人教職員支援機構(茨城県つくば市立原3番地)で実施される予定です。

参考
令和2年度 教員資格認定試験|独立行政法人教職員支援機構

教員免許を活かして教員になる4つの方法

教員資格認定試験に合格して教員免許を取得しても、活用しなければ宝の持ち腐れです! 教員採用選考試験に合格して正規の教員になる以外にも道はあります。ここでは、4つの教員になる方法をご紹介します。ぜひ、今後の選択肢を広げるための参考になさってください。

教員採用選考試験に合格して公立の教員を目指す

教員採用選考試験は、全68都道府県・指定都市の教育委員会(以下、県市)が実施している公立学校の教員を採用するための試験です。受験資格は、教員免許状を取得済みあるいは取得見込みであること、年齢制限があります。下記の表の通り、半分近くの県市が年齢制限を設けておれず、広く門戸を開いていることがわかります。

年齢制限教育委員会の数
制限なし31県市
51歳~59歳4県市
41歳~50歳28県市
36歳~40歳5県市

試験内容は、教養や専門などの筆記試験に加えて、面接や実技試験、作文、小論文、模擬授業の組み合わせで多面的に資質能力・適性が評価されます。また、県市によっては英語の資格や民間企業経験、教職経験などで試験の一部免除や特別選考を実施している場合もあります。

参考
平成31年度公立学校教員採用選考試験の実施方法について|文部科学省

私立の教員を目指す

私立学校では、公立学校のように自治体ごとに試験を実施してまとめて採用するスタイルではありません。学校ごとに採用が行われます。

私立学校で採用されるには、自分で情報を取りに行って応募する方法、就職エージェントを活用してマッチングしてもらう方法があります。

ちなみに、中学校や高等学校を希望する場合は、日本私学教育研究所が実施する教員適性検査を受験してスカウトを待つ方法もあります。

参考
教職員採用情報|一般財団法人日本私学教育研究所

講師登録をして公立の教員を目指す

公立の学校で働く先生の中には、教員採用選考試験に合格した正規教員だけではなく講師の先生もいらっしゃいます。1年ごとの契約となりますが、常勤講師であれば仕事内容は正規教員とほとんど変わりありません。

また、時間講師という勤務形態もあるため、フルタイムではなくパートタイムで働きたい方の選択肢として考えられます。

参考
東京都公立学校時間講師を希望される方へ|東京都教育委員会

Teach For Japanのプログラムに参加して公立の教員を目指す

Teach For Japan(以下、TFJ)は「すべての子どもが素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」を目指している認定NPO法人です。

TFJは、目指す世界実現のために、2年間公立学校に情熱を持った方に赴任して頂くフェローシップ・プログラムを実施しています。

独自の選考と研修を行い、各自治体や教育委員会と連携することで、臨時免許制度や特別免許制度を発行して頂いております。

フェローシップ・プログラムの詳しい内容はこちらでご覧になれます。

まとめ

教員資格認定試験は、広く一般社会から人材を求めるための試験です。変化の激しい時代において、多様な人が教育の当事者として関わることは、教育の質を高めるために貢献します。教育への課題意識や教員になりたいという情熱があるのであれば、教員資格認定試験を受験してみてはいかがでしょうか。

参考
教員資格認定試|独立行政法人教職員支援機構

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