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Interviewインタビュー

先生方を学校内からサポートする。働き方を変えることで教育は変わる。

小学校 遠藤 崇之

  • 免許

    あり

  • 赴任前のキャリア

    IT、教育業界を経てフェローへ

  • 修了後のキャリア

    新渡戸文化小学校 校長補佐

いま取り組んでいること

これからの社会に必要な新しい教育を作り上げていくことに取り組んでいます。例えば観光地を巡るような修学旅行をやめて、プロジェクト型のテーマを持ったスタディツアー型の宿泊行事にリニューアルしたり、先生たちが学校の外の様々なプロとつながった授業作りをすることをサポートしたりと、子どもも先生もワクワクするような教育ができる環境作りに注力しています。
また、先生の働き方の見直しに取り組んでいます。例えば、勤務時間は8時からなのですが、これまでの子どもの登校時間は7時半でした。保護者の求めもあると思ってなかなか変えられなかったのですが、しっかりと説明をした上で、8時に変更させてもらいました。これにより、余裕を持って笑顔で子どもたちを迎えられるようになりました。

いまの職に就いた理由

フェロー(教師)をして、先生の仕事はとっても素晴らしいと感じると同時に、長時間労働で先生方が疲弊していることが大きな問題であると気付きました。
まずは、教員の労働問題を解決するための活動を始め、たまたま新渡戸文化学園と出会い、教員の労働問題解消のコンサルティング提案をさせていただきました。そうしたらその場で、「学校内部から長時間労働の課題を解消しませんか?」という提案を逆にいただいて、統括校長補佐として参画することになりました。
決断に至った理由の一つには、「やっぱり子ども達の前にいたいな」と思っていたことがあります。さらに、”Happiness creator”や”自律型学習者”という自分の教育観とフィットするコンセプトを掲げていることも魅力的でした。

これからのビジョン

まずはこの学校を、これからの社会で求められる教育があり、そこで笑顔のたえない子どもたちがいる場所にしたいと思っています。なかなか道のりは長そうですが、本気でそれを実現したいと思っています。
そしてその目処がある程度ついたら、今度は新渡戸で行ったこれからの教育のモデルを、公立学校でも実現するような活動をしていきたいです。やはり最終的には、公教育をよくすることを目指したいですし、そのためには、「私立だからできる」「お金があるからできる」ということではない、工夫さえあれば誰でも取り組める教育を目指しています。

Interviewインタビュー

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