プレエントリー

Interviewインタビュー

「すべての人が自分の可能性に気づける社会」を目指して。

小学校 上村 小春

  • 免許

    あり

  • 赴任前のキャリア

    教育学部を卒業し、新卒としてフェローへ

  • 修了後のキャリア

    株式会社FoundingBase(教育コンテンツ開発)

いま取り組んでいること

現在は、地方共創ベンチャー企業(東京)に勤務し、教育を中心としたまちづくりに携わっています。具体的には、子どもたちの興味・関心の幅が広がるような教育コンテンツや、体験学習や探究学習を促すためのカリキュラムを開発しています。
また、開発だけではなく、現場のスタッフと日々試行錯誤しながら、子どもたちに学びを届けることにとてもやりがいを感じています。
子どもたちとの関わりはもちろん、様々な世代の人々が、子ども達の挑戦する姿勢や想いに心を動かされ、「応援したい」「自分も何かやってみたい」と思い、そのパワーがまちに広がり、循環が生まれる。そんなことができればと思っています。

いまの職に就いた理由

「地方共創」という考え方に共感したということと、地域の課題を洗い出し伴走しながら解決していきたいと本気で思ったからです。地域には、様々な課題や取り組んでいくべきものがあると考えます。その中の1つに「教育」があるのだと私はとらえました。学校や教育をそれ単体でよくしようとしても上手くいかないということは、教員時代に感じたことの1つです。教育を変えることだけが目的ではなく、それにより地域に活気が溢れ、他の課題にもよい影響が生まれるといった流れをつくっていきたいと思っています。

これからのビジョン

今の私は、どんなカタチであれ人生を通して教育者としていろんな人に関わっていきたいと思っています。その中で大切にしていることは、「可能性は広げるものじゃない。みんなが持っているもの。」ということです。子どもたちが、小さな「できる」を日々感じ、それを積み重ねていくことができれば、自分の可能性にも気づくことができる。その可能性に気づいた時に、どんどんやりたいことに挑戦していくことができると考えています。それは、子どもだけではなく、大人もだと思っています。「すべての人が、自分の可能性に気づける社会」へ、これからも進んでいきたいと思います。