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Interviewインタビュー

「主体的な進路選択」をサポートしたい。やり切る力を育み、なりたい自分に。

中学校 風間 亮

  • 免許

    なし

  • 赴任前のキャリア

    通信業界を経てフェローへ

  • 修了後のキャリア

    学習塾起業

いま取り組んでいること

2年の教員生活を終えた後は、2019年に学習塾「C.school」を東京に開きました。コンセプトは「なりたい自分に挑む塾」。一人一人と面談を重ねながら、子どもの心の深層にある「ありたい姿」を引き出し、実現に向けた学習計画を立て、具体化するところまで含めてサポートをしています。「変わりたいけど変われない」そんな人の弱さと向き合い、「やり切る力」を育む教育をつくっています。

いまの職に就いた理由

もともと中学生や高校生の「主体的な進路選択をサポートしたい」っていう想いがありました。というのも、大学に入学するまで僕自身が「主体的な進路選択」をしてきていなかった経験があります。
高校生の頃を振り返ると、担任の先生に「この大学行った方がいいよ」「理系に行けばつぶしが利くよ」と言われたので、特に何も考えずに大学に進学しました。でも、大学に入学したときに「なぜ自分がここにいるのかわからない」という状態になって…。
もし、主体的に選択する体験が中学生、高校生の時にあったら。その体験が早ければ早いほど、より良い選択ができるんじゃないかと思って「主体的な進路選択をサポートしたい」という想いを持つようになりました。
そのための1つの挑戦として、Teach For Japan(以下、TFJ)を通じて学校教員になり、いまは学習塾を立ち上げて塾長として子どもたちに関わっています。

これからのビジョン

とりあえず「なりたい自分に挑む塾」を10教室作ります。子どもたち一人ひとりが「なりたい自分」を言葉にして、それを実現するために自分を変えるチャレンジをサポートすることが私たちのミッションであり、この輪を広げていきたいと思っています。その先は、10教室できた後に「どんなインパクトが生まれているか」その景色をみてから考えたいと思っています。また、損得勘定に支配されず、社会に対する愛情と志を持った人を輩出していくことも私たちの目標です。ともすると、学習塾がサポートする受験のプロセスは、能力の高低で他者と比較することが強調されがちであり、能力志向の価値観を植え付けてしまう危険性をはらんでいます。そんな受験のプロセスを自分と向き合う自己成長に重きをおいたプロセスに変えることで、自分を変える強さを獲得し、そして私たちの塾に通う中で社会や他者への優しさを育んでくれるような塾になりたいなと思います。

Interviewインタビュー

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