【イベントレポート】~オランダの教育課題から見える教育の未来~開催報告!
Teach For Japanのアラムナイ(修了生)であり、オランダ在住の教育ライターである金澤克宏さんをゲストにお迎えして、Teach For Japanの中原健聡(CEO)と池田由紀(選考・採用担当)がお話をうかがいました。3週連続での開催にも関わらず、毎回30名~50名ほどの方にご参加いただき、多くの質問が出される活気ある時間になりました。
4つのトークテーマを軸に話が進められていきました。
①オランダの教育制度の概要
②オランダの教育課題
③教員不足に対する解決策としての「社会人登用制度」の活用
④コロナウイルスによる学校閉鎖下での教育を踏まえたこれからの教育
オランダの初等教育では、4歳~5歳までに入学が義務付けられていることや小学校卒業段階で進路を選ぶこと、学校選択の自由があること、学校に多くの裁量権があることなど、日本とは違った部分があるにもかかわらず、「教員不足」という課題が共通していることが非常に興味深かったです。また、オランダの外部人材教員養成制度が初等教育で広まっており、Teach For Japanの取り組みと共通する点が多く見受けられるのも印象深い内容でした。そして、外部人材教員養成制度は、学校チームに多様性をもたらし、教育の質に貢献すること。ただ、外部人材が学校で自立するには、学校でのサポートが必要であること。だからこそ、外部人材の教員養成では、学校現場と教員養成スクールが責任を持ってサポートすることの重要性が強調されていました。
参加して頂いた方からのアンケートでは、下記のような声を頂きました。
オランダという国の教育制度や課題、国の教育の課題等掴めたので、すごくありがたかったです。
オランダの教育は、教育法ばかりが注目されがちでしたが、オランダの教育課題とそれに対するプログラムを知ることが出来て、また新たな面を見ることが出来て良かったです。
オランダのコロナ対策を聞けてよかった。「出来ること」をやろう、という国としての姿勢があるからこそサポートを必要とする子供たちを見つけることができたのだと思った。
今回ご参加してくださったみなさま、ありがとうございました。オンラインでゲストを招いてのイベントは定期的に開催していきますので、次回以降もぜひご参加ください!
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