Teach For AllのCollective Leadership Fellowshipに職員と修了生が参加しました!
Teach For Japanの職員・修了生3名が、今年2月より約6ヶ月間かけて行われたTeach For All主催の「Collective Leadership Fellowship」に参加しました。
本プログラムは、教育システム全体の変革を実現するための方法を考えることを目的として行われました。参加者は、コレクティブリーダーシップ、組織の選択肢、自己のリーダーシップ成長などに焦点を当て、世界各国から集まったメンバーと共に学びました。
半年間のプログラムの締め括りとして、8月上旬にはインドのデリーにて、対面でのカンファレンスが行われました。ここでは、Teach For Indiaが、デリーの教育システムに関わる政府、NPO、NGOなど多くのステークホルダーと協力し、コレクティブリーダーシップをどのように育成・実践してきたかについて学びました。また、自分たちの国や地域のコンテキストや現在の組織の状況を踏まえて、それぞれどのようにその学びをいかすことができるかを検討しました。
さらに、学校訪問や、Teach For Indiaフェローの生徒たちによるミュージカル “The Conference of the Birds” の観覧の機会もありました。実際の現場や子どもたちの姿を目の当たりにすることで、教師や子どもたちのリーダーシップの力強さを感じ、また、異なる立場の人々が協力することが、より大きなインパクトを起こしていくことが可能になり、それがより良い未来を築くことに繋がることを再確認しました。
<参加職員の声>
「フェローシップ・プログラムは、単なる2年間のプログラムではないということを改めて実感する機会となった。プログラムの修了生がいかに様々な形で多様なステークホルダーを巻き込みながらビジョンの実現に向けて引き続きコミットし続けられるかが重要であり、そのためにどのようなコミュニティのあり方が求められるのかを、他国の事例なども参考にしながら考えることができた。システムや社会構造を変革していくことは長道のりであり、もちろん簡単なことではないが、目先のことのみに囚われず、より広い視野をもちながらムーブメントを起こしていくための具体的な種まきをして行きたい。」
Teach For Japanはこれからも、「すべての子どもが素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」を目指し、世界中の仲間たちとともに学び、協働していきます。