新型コロナウイルス給付金プロジェクト
『子どもたちの学びを止めない』
いま、日本全国の教師が奮闘しています。
Teach For Japanが輩出したフェローも、現在41名が学校に赴任し、
1日でも早く、子どもたちに質の高い教育を届け続けられるように奮闘しています。

\子どもの学びを止めない/


Teach For Japanが学校に輩出したフェローの取り組み

情報教育担当として動画配信をサポート

公立小学校で情報教育担当をする見汐フェローは、完全休校が決まった早期段階から、担任の先生方の動画配信をサポート。「学習動画はあくまで補完であり、学びを途切れさせないことが重要」という校長先生のリーダーシップのもと、学校ホームページに児童の学習意欲を高めるための動画をアップロードしています。児童が身近に感じることができる「担任の先生」が動画に出ることで、児童の心のケアにも繋がっています。さらに、動画視聴が難しい家庭にも学びを届けるために、Googleフォームを活用したアンケート調査を実施し、動画をDVDにして配布することですべての児童の学びを支えるために日々取り組んでいます。

保護者の声

顔を知っている先生が見れることで学習への意欲と安心感がある。

仕事の関係で子どもへの対応が難しい状況。本人も学校での授業を望んでいるため、助かっている。

横のつながりを意識したオンライン授業を展開

難易度別のインプット学習動画

公立中学校で理科を担当する太田フェローは、ミライシードやGoogleドライブを活用したオンライン授業を実施。授業は、「導入」「インプット」「アウトプット」「評価&振り返り」の4つで構成。
導入では、学習に繋がる話をするなど生徒のモチベーションを高めつつ、クラス会議で生徒がいま抱えている悩みを解消する場も作っています。
インプットでは、教育系YouTube動画を含む様々なコンテンツを提示して、生徒が自分のレベルに合ったものを選択して学習する学びの個別最適化を行っています。
アウトプットでは、各自で問題を作成し、提出した問題に対して生徒同士が「いいね」や「コメント」をできる仕組みを作っています。自ら問題を作ることで、生徒の学習意欲が高まり、お互いに評価し合うことで生徒同士の繋がりができてきています。今後は、Google Meetsを活用してチームビルディングするためのゲームを考案中。

生徒の様子

生徒が作成した問題の中には、アニメのキャラクターを効果的に問題文に登場させたり、イラストや絵を使って分かりやすく問題を作ったりするなどの工夫が見られ、お互いに学び合う動きが活発になっています。

回数を重ねるごとに、「コメント」や「いいね」などが多くなり、積極的に学ぶ姿勢を感じています。

保護者との連携でLIVE学級会を実施

学習計画表のガイドライン

公立小学校で3年生を担任する松岡フェローは、オンラインでの動画配信を実施。動画を受信することが難しい家庭も学習が進められるように、週ごとの学習計画表を作成し、取り組むべき教科書の該当箇所やプリント課題を共有していきました。また、ノートPCとスマートフォンのどちらでも動画を受信できるようにミライシードとGoogleクラスルームを活用。さらに、週に1回LIVE学級会を行っています。保護者の協力のおかげで多くの児童が参加しており、お互いの「自己紹介」や「私のお気に入り紹介」などのアイスブレイクを取り入れることで、児童がオンラインでの交流に参加しやすい工夫を行っています。

保護者の声

「まだ1度も学校に行っていないので、どんな先生か、誰がクラスメートかとても気になっている。」との声があったため、お互いの顔を見ることが安心につながった。

児童の様子

学級会では、「緊張したけど楽しかった」との反応があった。


皆様からのご寄付で、Teach For Japanが実施する取り組み

オンライン授業研修

フェロー修了生によるオンライン授業研修の様子

Teach For Japanのフェロー(現役生)、アラムナイ(修了生)コミュニティーを活かして、オンライン教育を実践している学校の授業方法と子どもの様子を共有。
具体的には、Google Meetsを使用した朝の会の実践方法、Googleフォームのアンケートやロイロノートの活用法、YouTubeでの授業配信について実施しました。
研修を通して、顔を知っている先生が動画を配信することが生徒の安心感に繋がることを学び、子どもたちに対する情熱を持つことの大切さを改めて確認しました。

休校明けのメンタルヘルス研修

7/10(金)実施@オンライン

目的:休校明けに注意すべき点や子どもの様子見取り方について学ぶことを通して、学校現場で子どもたちのSOSをキャッチし、適切な対応ができるようにする。

背景:休校期間中、友達に会えず、家にこもり切りになっていた子どもたちの多くが、メンタルの不調を訴えています。そのため、学校再開後、大人たちは子どものメンタルヘルスによく注意を払い、適切な関りをしていくことが求められます。
学校が再開したからといって、勉強ばかりに意識を向けすぎると、子どもたちのSOSを見逃してしまうことになるかもしれません。ただでさえ夏休み明けは子どもの自殺や不登校が増える時期です。今回のように、過去に例を見ない長期休校明けであれば、子どもたちがどのような状況に置かれているかを想像し、対応策を学ぶことは、教員にとって大変重要と考えています。

参加者の声

現役の学校の先生がどういうふうに子どもたちのことを考えて接しているか、コロナ前とコロナ後の変化が分かってとても有意義でした。

公立小学校保護者の方

現場の先生方の声を直接お伺い出来たことが何よりの収穫でした

会社員の方

密を避けたアクティブラーニング研修

7/8(水)実施@オンライン

目的:アクティブラーニングの本来の意義を確認した上で、参加者同士で実際にできる授業の方法についてアイデアを出し合い、今後の授業に役立てる。

背景:授業時数の確保を最優先に考え、一斉授業による詰め込み型教育に逆戻りをするような風潮が見られますが、本来、新学習指導要領の下、「主体的・対話的で深い学び」が求められていることには変わりありません。
しかし、3密を避けるという条件の中で、子ども同士の対話的な学びを促進することは非常に難しい課題と言えます。感染防止対策を講じながら、子ども同士の関わりを進めるという、背反するような課題にどのように対応するかは、現場で授業を実施する教員たちにとって、非常に重要な課題です。具体的には、教員同士でアイデアを出し合い、実践していく研修を実施予定です。

参加者の声

本日は時間を大幅に遅れての参加、大変申し訳ありませんでした。仕事柄、日本語教育業界以外の教育に携わっていらっしゃる方々とコミュニケーションをとる機会が少ないため、その方々のお話を聞かせていただくこと自体が新鮮でした。

日本語学校教員の方

現場の先生の生の声が聞けて、大変参考になりました!コロナの影響で、アクティブラーニングに取り組みにくい現状とその中でも様々な工夫をなさっている、ということが分かりました。

会社員の方

withコロナのICT教育研修

7/9(木)実施@オンライン

目的:ICTを効果的に活用した教育実践事例について学ぶことを通して、1人1台PCの実現や第二波や新たな災害に対応できるようなアイデアを職場で共有できるようにする。

背景:新型コロナウイルスによる休校で、家庭学習の充実が求められたこと、GIGAスクール構想が推し進められていることの2点から、学校もICTの活用について、大きな転換期にいます。デジタルネイティブと呼ばれる世代の子どもたちが、ICT機器を文房具のように使う時代に向けて、教員たちも「従来の授業の手助け」というだけの発想ではなく、「使いこなす」というレベルでのICT活用が求められています。
こうした変化に対応していくためには、教員たちも常にアップデートしていく姿勢が求められます。 具体的には、ICTを活用したオンライン授業に取り組んでいる学校や先生、またはGoogleなどの企業から講師を招いて研修を実施予定です。

参加者の声

現場の先生が何をやろうとしていたか、プラス面、マイナス面も含めてよく分かりました。今日の先生方は使命感を持っていたんだろうな、と感心しました。

教育関係者の方

学校現場ではどのような取り組みをしていて現状では授業のオンライン化に伴う課題にはどのようなものがあるのか知りたいと考えていたので自分の中の疑問を解決する一歩となりました。とても学びの多い1時間でした。

大学生

研修から発展した学校現場とのコラボレーション

CEO中原が小学校で授業に参加する様子

CEO中原が小学校で授業に参加する様子

7/8から3夜連続で実施した新型コロナウイルス対策研修から発展して、Teach For JapanのCEOである中原が小学校の授業に参加しました。Teach For Japanの研修に参加して下さった先生にお声がけいただき、Teach For Japanと学校現場とのコラボレーションもスタートしています。

\子どもの学びを止めない/


Teach For Japanを応援してくださっている方々

京都造形芸術大学 副学長 本間 正人様

私は「教育学から学習学へ」を提唱し、教室での一斉授業中心の従来型の学校教育を様々な方向から進化させる取組みに関わっています。社会に出れば、互いに協力し合うチームワークが大切なのに、学校では「個人主義モデルの競争主義」が過剰に偏重されてきました。学校は地域社会から隔絶され、コミュニティの一員としての意識が希薄でした。
TFJは、新しいタイプの教員を養成し、学校に送り込む事業を通じて、地域の多様なニーズを教育活動に反映し、地域連携や国際化を大きく前進させる可能性を持っています。今後、現役教員のエンパワーメントにも力を注ぎ、Eラーニングが進歩する時代に、人間しかできない教育を支えることを期待しています。

東京学芸大学 教授 金子 嘉宏様

「教育」という営みにおいて「知識・技能を獲得させる」ことから「主体的な学びを相互に支援する」ことに重点が変わってきているように思います。子どもが「教えられる対象」ではなく「学ぶ主体」へ、大人が「働く社会の一部」ではなく「学び続ける主体」であれればよいと考えています。そして、教員も多様な支援を受けながら学び続ける主体であることで、よりよい子どもの学びの支援を行えるのではないでしょうか。
Teach For Japanは「教員でない大人が学校に入って教育活動を行う」ことを支援されています。この仕組みは学校に入っていくフェローにも、現場の教員にも、学校に通う子ども達にも、「相互支援」と「学び」を生み出す、まさに「学び合い」の仕組みと言えます。
教育の現場を「大人も子どもも協働して、学び合う場」に。そんな教育現場の実現への第一歩としてTeach For Japanの活動にとても期待しています。

 Google for Education日本代表 小出 泰久様

TFJの皆様、初めまして。Google for Education 代表の小出と申します。私たちは、全ての教師と生徒に学びに最適なツールを提供するということをミッションに、全国で教育のICT化の必要性を伝えています。今後、Google for Education のようなテクノロジーは、文房具の1つとして当たり前に学校現場にあるものとして受け入れられていくと思います。そんな中、国が打ち出している1人1台の環境が実現したあとに、テクノロジーをどのように活用していけるかは、皆様のように教育に対して情熱がある方々なくしては実現できません。 ぜひ、皆様のお力を貸してください。よろしくお願いいたします。

麻生セメント株式会社 代表取締役会長 麻生 泰様

Teach For Japanに出会って数年経ちます。世界的に高い評価を受け、期待されている子供たちの視野拡大、国際対応への興味と参加意識の高揚など大いに期待し、かつ成果を上げてきています。中原さんが新しいリーダーとなり、自分が実践し成果を出した実績を通して大きなステップアップを目指しています。私は応援していきます。教育現場に変化を与えるというのは実に厚い壁が存在する中で、世の中も教育課題が深刻、真剣さが増しています。飯塚市でこれだけの現場での変化、成長がフェローによって起こり、周りの教員、校長方に与えている影響は素晴らしいです。これを体系として強化していくことが大切です。私は大いに期待し中原さんそしてフェローを応援します。

文部科学省大臣官房会計課総括予算班総括係長 小原 聡真様

省内の研修制度を利用し、北海道の東神楽町で1年間小学校に勤務した経験がある。たった1年間だが、ここには書き表せないほどの学びを得て、教育観を大きく揺るがす経験となった。
現場経験のない者が教育を語ってはいけないとは全く思わない。しかし、多様な背景を持った方々が現場に関わることで、学校だけでなく、関わった人自身の変容にもつながると感じた。そうした意味でも、Teach for Japanのプログラムで過ごす2年間は、非常に魅力的なものではないだろうか。
現在、「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」の事務局としても、様々な教育実践者がつながり、連携する場の創出に取り組んでいる。私自身、一人の「教育実践者」として、日本の教育を盛り上げていきたい。

コモンズ投信株式会社 SEEDCap担当 馬越裕子様

教育への情熱を強く持ち、社会で多種多様な経験を積み重ねた人材を、教育現場へと投入していくプログラム。米国で生まれ、成功を果たした同プログラムが日本で始まったと知り、大きな期待を抱いたことを今でも覚えています。
一方、米国とは違う日本の教育現場での挑戦は、そう容易いことではなかったでしょう。そこにはTeachforJapanの葛藤の日々があったはず。
現在のCEO中原さんに初めてお会いしたのは2016年、中原さんがまだフェローの時のこと。「今、そしてこれからの時代を生きる子どもたちの為に、自分が出来ることは諦めずに挑戦したいと思います!」、当時の中原さんが発したこの想いは、目下現場で奮闘中の第8期フェローの方々の中にも脈々と受け継がれています。
こどもたちを取り巻く教育環境の格差解消に対する彼らの想いは「本気」、わたしはこの「本気」を心から応援しています。
TeachforJapanは、「教室」から世界を変える存在。新しい風を吹き込む彼らの存在に、こどもたちと、教育現場のより良い未来を感じています。

株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役社長 田口 一成様

「教師はもっと社会のことを知るべきだ」
こう投げつける言葉に、私は大きな違和感を感じます。子どもたちに社会のことを伝えたいのなら、教師にすべてを押し付けるのはなく、社会で働く僕らこそが教育現場に入っていくべきなのではないか。そう考えている時に知ったのがTech For Japanのフェローシップ・プログラムです。
ボーダレスグループ32社で働くすべての社員はいつでもこの2年間プログラムに参加することができ、またプログラム修了後は元の会社に復職できる「留職制度」を導入しました。企業と学校をつなぐこのプログラムが子どもたち、教師たち、そして民間企業で働く大人たち、みんなにとって有意義なものになるよう取り組んでいきたいと思います!

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Teach For Japanへのご寄付は税制優遇対象になります。


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お問い合わせ

ご寄付・ご支援について不明・確認等ございましたら、info@teachforjapan.org 宛にお知らせください。

この困難な状況を切り開き、子どもたちの学びにつなげるため、私たちは前へ進み続けます。

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