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News / Events

「ロールモデルはいますか?」教育の道を志すあなたへおすすめのイベントを開催します!

2018.2.06 お知らせ
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2月18日(日)に「学校・企業・NPO 様々な立場からの教育アプローチについて」@福岡と題してイベントを開催します。

イベントでは、この3月に4期フェローとしての2年の任期を終えるお二人に、パネラーとモデレーターを務めていただきます。

パネラーとして登壇する風間亮フェローは民間企業から、モデレーターの松尾啓司フェローは教育系のNPOから教師の道へ進みました。
そして株式会社LITALICOから登壇する木村彰宏さんは、Teach For Japanの2期フェローでもあります。


多様な経験をしてきたフェローの存在は、教育の道を志す多くの方にとって、ロールモデルになり得る存在だと思います。教育に対してどのような関わり方をしていこうか迷っている方、何ができるのか探している方などはおすすめのイベントです。

今回のイベントのテーマを参加者の方に少しでも深めていただくため、Teach For Japanフェロー経験者の3名に事前にお話を伺いました。参加される方もご検討中の方もぜひご一読ください。

 

-みなさんはなぜ教師を志すようになったのですか?

風間フェロー
大学生活を通じて「高校までの学校教育と大学以降で求められる力のギャップ」すなわち「学校教育と社会のギャップ」に違和感を感じ、学校現場で少しでもそのギャップを埋めたいと思ったのがきっかけです。

 

というのも、高校まで「文武両道」学校が敷いてくれたレールを上手に歩んできて、納得いく結果を出してきたつもりでした。
それが大学に入って、何をしていいのかわからなくなってしまいました。
高校までは、少しでも良い偏差値の大学に入るために決められた勉強をすればよかったし、野球部だったので少しでも甲子園に近づけるように、与えられたメニューを一生懸命こなせばよかった。

 

でも、大学に入ったら、突然、意志が求められるようになり、「自分は何をしたいのか?」「そのために何をすべきなのか?」を自分の頭で考える必要が出てきました。
ただ、私にはそんなことを考える力はありませんでした。サークル、飲み会、バイト続きの周りのみんなと同じ充実しているようなしていないような大学生活が1年以上続いて悶々としていました。

 

そんなときに、ラッキーにも素晴らしい先輩に出会いました。将来何をしたくて、今何をしているのかを自分の言葉で語り、実際に行動している人でした。
人生の選択肢の多様性と自分で選択する自由があること、そして自分の人生には自分の責任があることを、初めて理解しました。

 

それ以来「なぜ学校ではこんなに大事なことを教えてくれないのか」という疑問を持ち、子どもたちに「選択肢の多様性を伝えたい」「自分の頭で考える時間を与えたい」と思って教師になりました。

 

松尾フェロー
私は、子どもの頃から、なんとなく「学校の先生になりたい」という気持ちがありました。
3人男兄弟の末っ子で、ずーっと弟か妹がほしいなと思っていたので、小さい頃から人に教えたりということを自然とやっていたし、好きでした。
学校の先生たちからもそのように振る舞うことを期待されてたと思います。

 

こういった経緯から、大学でも教育(中学校・技術)を専攻しました。
その時の僕は、「自分が学校で働くなら、しっかりとコミュニケーションが取れる中学生・高校生がいい」という漠然とした思いだけで、
そのころはまだ「子どもたちにこんなことを学んでほしい」「こういう子どもになってほしい」などという思いは全くなかったと感じます。

 

そのような学生時代を過ごし、卒業後は、素敵な縁もあって前職のNPOの職員となることになりました。
そのNPOは主に11歳の子どもに対して、ホームステイや海外派遣を通して、草の根の国際交流を行う団体でした。
そこでは、子どもたち(特に小学生)の成長のスピートに驚かされました。たった1週間の体験で、こんなにも人は変わるんだ。というのを肌で感じることができました。
しかし働いているうちに、「自分が経験したことをもっと直接的に伝えたい。自分の関わりによって、子どもたちをもっと成長させたい」という
強い想いが湧いてきて、それができるのは「小学校の先生だ!」という考えに自然とたどり着きました。

 

木村さん
私の場合は、大学卒業後に教師になるつもりだったのですが東日本大震災をきっかけに復興支援活動に関わることになり、
結果自分が最初に教師を目指したきっかけとは違う想いを持って教師と言う仕事をすることになりました。
大きくは2つあり1つ目は、被災地で出会う子どもたちが抱えている様々な教育課題は、ある種日本全国共通のものだったと言うこと。

 

2つ目は、1番苦しい環境の中で頑張っている子どもたちに対して、1番近くで手を伸ばせるのはやはり子どもたちにとっての最後の希望である学校と言う場所だと思ったからです。

 

そもそものきっかけとしては、自分が生きてきた中で本当に様々なな大人によって自分が支えられ生きてきたんだと言うことを感じる機会がとても多かったからです。
この恩恵を次の世代の子どもたちに解していく手段として、親が教師だったと言うこともあり、教師と言う仕事を選ぼうと考えました。

 

-それぞれに違う課題感があったようですが、実際に学校現場に赴任されてみていかがでしたか?

風間フェロー
学校教育に対する不信感をエネルギーの源泉に飛び込んだものの、学校教育の素晴らしさにもすぐに気づかされました。
日本の学校教育は、高度なレベルで、子どもに必要なことを教えていると感じます。それは「道徳心を持って、人として当たり前のことを当たり前にする」ということです。
今では、間違いなく、世界に誇る日本の治安の良さや勤勉さは、学校教育のおかげであると思っています。

 

一方で、学校のあり方や仕組みに対する違和感は払拭できてない部分もあります。それはおそらく、日本の教育の世の中への適応力の無さにある気がしています。
これだけ時代が変化し、生き方が多様化しているにも関わらず、画一的な教育、正解主義の教育が行われているように思います。

 

日本の学校教育の良い面も、やっぱりおかしいと思うことも学校では日々感じています。その中で、自分ができることを2年間やってきました。

 

松尾フェロー
子どもが可愛いことにもとてもびっくりさせられました。想像していた10倍、いや100倍も可愛かったです。
無条件に愛情を沢山注いでくれる子どもたちに、僕も精一杯の愛情をいっぱいあげようと思いました。

 

木村さん
結論から言うと、教師と言う仕事、学校と言う場所、そこで過ごした時間は自分にとって本当に楽しいものでした。
毎日子どもたちと一緒に過ごし、子どもたちの成長を1番近くで見ることができる、
そして自分もそんな子どもたちによって成長させてもらえる、本当に素晴らしい仕事でした。
環境さえ整っていれば、子どもたちはどこまでも成長し変容していくんだなと感じさせられた1年間でした。
もちろん、一人ひとりに対してそんな環境整えることはとても難しいことなのですが。

 

-風間フェロー、松尾フェローはこの2年の経験を今後どのように活かしていきたいですか?

風間フェロー
今までの話とずれますが、教師という職業を通じて、生徒や周りの先生から、たくさんのことを学ばせてもらいました。

特に「人との信頼関係は地道なことの積み重ねであること」をとてもリアルに学べました。
ものやサービスを介さないコミュニケーションを日々取り続ける学校生活だからこそだったのかなと思います。
きついこともやりたくないこともたくさんありましたが、それらの積み重ねで人と繋がれたと思えることがたくさんありました。

この経験は間違いなく、これからの人生に生きてくると思っていて、とても感謝しています。

 

実践的なところでいうと、「想いと戦略の重要性」も学ばせてもらいました。
想いだけで戦略のない授業は、生徒はうんざりします。戦略はあるけど、想いのない授業は、なんとなくうまく流れるけどイマイチ乗ってきません。
教師がこの両方を揃えられたとき、生徒は高いパフォーマンスを発揮し、学んでくれます。
これは一事が万事だと思っています。これから私は社会人教育の領域の仕事に取り組みますが、
子どもたちとの日々から学んだことを胸に刻み「想いと戦略」の両面を求め、対象者のパフォーマンスを高められる人間になりたいです。

 

松尾フェロー
まず、子どもの可能性は本当にすごいです。みんな、いろいろなダイヤの原石なんだなと日々感じます。
しかし、そこに関わる大人によって可能性が失われてしまうこともあると働くうちに感じました。
その大人が変われば、子どもたちがもっともっとキラキラ輝けるのではないかと思っています。
なので、今後は先生などの大人にアプローチをしていきたいなと思っています。
そして自分もいろいろなことを楽しめる人間になって、まわりの人達も楽しませたいなと思います。


-木村さんは、これまでNPO、学校、企業とそれぞれ違うセクターで働いたからこそ得られたと感じるものは何ですか?

木村さん
NPO、学校、企業とそれぞれ違うセクターで働いてみて最も強く感じる事は、あるし当たり前のことですが、みんな本当に、自分の立場から頑張っていらっしゃるということです。
NPOだから、学校だから、企業だから、と言うわけではなく、大切なのはそこにいる人たちの想いであり、どんなセクターにも、本気で子どもたちの未来を考えより良くしていきたいと言う大人がたくさんいらっしゃいました。
大切なのは、お互いに理解し合い、協力しあって本当に良い方法をみんなで考えていくことだなぁと感じています。


-今回のイベントで参加者のみなさんに持ち帰ってもらいたいものはありますか?

風間フェロー
純粋に世界を広げてもらえれば嬉しいです。
あと、できれば教育に対して、どのようなアプローチをとりたいのかを考えるきっかけやヒントを提供できればいいなと思っています。
先生でも、NPOでも、企業でも、PTAでも、親でも、なんでもいいと思いますが、自分はどんな角度から教育に関われたら、貢献できそうか?おもしろそうか?
考えるヒントを提供できればこれ以上に嬉しいことはありません!

 

松尾フェロー
色んな人が色んな方法で、教育に・社会にアプローチしているなということを肌で感じ、そして次は自分に置き換えて、私なら何ができるかなと考えて貰えればと思います。
あとは、たくさん笑顔になって楽しかったなーという気持ちを持って帰ってもらいたいです。

 

木村さん
それぞれの立場・場所・方法でアプローチをしている登壇者が、日々どのような思いで子どもたちやその先にある課題と向き合い、
何を学び、何を感じていらっしゃるのか、そんな現場最前線のリアルな言葉を、自分自身が一方行動するきっかけとして持ち帰ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか? 当日は、風間フェロー、木村さんに加え、福岡カタリバから原水敦氏も登壇します。

より多角的な視点でお話を聞けるお時間になると思うので、足を運んでいただければ幸いです。イベントの詳細は下記をご覧ください。

 

<イベント概要>

 

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みなさんは「社会課題」「教育課題」という言葉を耳にした時に、どんな現状や現場を想い浮かべますか?

そこには誰の顔が浮かびますか?

具体的な「その一人」に対して、私たちは何ができるでしょうか。

今回は、Teach For Japan、LITALICO、ROJE、カタリバ、という教育に関わる4つの団体が集まりました。

それぞれの団体がどんな想いで、教育に関わる事業を通して、誰と、どんな事象と向き合っているのか。

そこには、どんな「やりがい」や「よろこび」「難しさ」が存在するのか。

学校、企業、NPOと多様な立場から教育に対してアプローチをしている、団体関係者の事業説明や、パネルディスカッション、ワークを通して、

参加者の皆さんと日本の教育、教育課題やそれに対する関わり方について、学び合い、考えることができる時間になればと思います。

 

申込ボタン

 

■開催日:2月18日(日)

 

■時間:12:30~15:30(各団体の個別相談会を希望される方は16:00まで可能)

 

■会場:西南学院大学

http://www.seinan-gu.ac.jp/img/campusmap/campusmap_201610_1.pdf

 

■登壇者:LITALICO、TFJ、福岡カタリバから1人ずつ

 

■対象:教育に興味関心のある学生・社会人の方

 

■募集人数:150名

 

■費用:無料

 

■申込フォーム:https://goo.gl/UWQ2Cv

 

■タイムスケジュール

12:15-12:30 開場

12:30-12:35 開会のあいさつ

12:35-13:20 各団体の自己紹介

13:20-13:30 休憩

13:30-14:20 各団体登壇によるパネルディスカッション

14:20-14:30 休憩

14:30-14:40 参加者の感想共有・振り返り

14:40-15:05 ワーク・クロージング

15:05-15:15 アンケート記入・写真撮影

15:20-16:00 各団体個別質問・相談会

 

 

■団体紹介

<共催>

【認定NPO法人Teach For Japan】

【株式会社 LITALICO】

【NPO法人 ROJE】

<協力>

【一般社団法人ピープラス】

福岡県内で、高校生を対象とした動機づけキャリア学習プログラム「カタリ場」を提供する団体。2016年度は2524人の高校生にカタリ場を届け、のべ577人の学生がキャストとして参加。2017年度より全国で取り組む高校生を対象にした課題解決型学習「マイプロジェクト」の九州事務局を務めている。

 

■登壇者紹介

<認定NPO法人Teach For Japan>

【風間 亮】

慶応義塾大学卒。在学中にユタ大学へ留学。卒業後、NTTコミュニケーションズに入社。グローバル事業チームで、経営陣が参加する世界一周の国際イベントの企画等を行う。問題解決研修プログラムの主導者も経験。自身の多様な経験から、自分の頭で考え自分で未来を選択していく喜びを子どもに伝えたいと考え、2016年TeachForJapanに参画し、現在福岡県下の公立中学校で英語教員として勤務中。生徒の視線の拡大を目的に外資企業やソーシャル系スタートアップ企業のトップ層を学校に招聘するなど、生徒にとっての豊かな学びとは何かを追求中。

 

<株式会社LITALICO>

【木村 彰宏】

大学卒業後、岩手県にて復興支援NPOに就職し、子どもたちの学習・居場所づくり支援を行う。日本の教育課題に対し、一番近い場所で向き合うために教師に。認定NPO法人Teach For Japanの教師派遣プログラムを介して、奈良市の小学校へ赴任。教師派遣の任期を終え、2016年4月より株式会社LITALICOに勤務。LITALICOジュニアの各教室での指導やLITALICO主催イベント「教育実践フォーラム」の運営などに携わる。その傍ら、NPO法人Teach For Japanで採用や企業向け研修・学生向け講演などを担当したり、一般社団法人答えのない学校でプログラムのファシリテーターをしたりしている。

 

<福岡カタリバ/一般社団法人ピープラス>

【原水 敦】

一般社団法人ピープラス、代表理事。北九州まなびとESDステーション、特任教員。マイプロジェクト九州事務局長。Upple代表。

障害のある方の支援を通して、社会変革・教育へのコミットの必要性を痛感し、2007年に大学生と共に長期(7泊8日)の教育キャンプをスタート。その後独立し、2015年より北九州市立大学特任教員として、北九州まなびとESDステーションにてプロジェクト型学習を担当。同年に(一社)ピープラスを設立し、福岡県内にてキャリア学習プログラム「カタリ場」を運営。次世代の育成に取り組む。ファシリテーション、ソーシャルワークが専門。社会福祉士。

 

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