• twitter
  • Facebook
  • 教師に応募する
  • お問い合わせ

News / Events

【TFJをご支援いただいている企業様のご紹介①】「セールスフォース・ドットコム様」

【T F Jをご支援いただいている企業様のご紹介①】

「セールスフォース・ドットコム様」

 

 

今回は、クラウドベースの顧客管理ソリューション「Salesforce」を世界15万社以上に提供されているセールスフォース・ドットコムの日本法人へインタビューに伺って来ました。セールスフォース・ドットコム様にはSalesforceの製品の寄贈および、Salesforceをより効率的に使うための改善活動をプロボノとして行っていただいています。

社会貢献部門であるSalesforce.orgの責任者である遠藤様と、プロボノとして改善活動を行っていただいている宮川様にお話を伺ってきました。

sf1

 

Salesforce.org ディレクター 遠藤理恵様

カスタマーサクセス本部プロジェクトデリバリーサービス部ソリューションアーキテクト 宮川雅洋様

 

 

ーセールスフォース・ドットコムは様々な社会貢献活動をされていると伺いました。詳しく教えていただけますか?

 

遠藤 セールスフォース・ドットコムはサンフランシスコで創業し、もうすぐ18年を迎える会社です。創業当初から、ユニークな社会貢献のモデルを持っています。社員が就業時間の1%をボランティアに充てる・製品を非営利団体に寄贈・割引提供をする・NPOへ助成を行う。この仕組みを「1-1-1モデル」と呼んでいます。セールスフォース・ドットコムのTechnology(非営利団体に対するテクノロジーの寄贈・割引)、People(社員のボランティア活動)、Resources(非営利団体への助成)の活用により、世界がよりよいものになるように、社会的インパクトを創出していくことが目的です。

日本では、800を越える非営利団体に製品提供、ボランティアやプロボノとして関わっています。主に教育、就業支援とTech Innovationの分野に力を入れていますが、それ以外の領域においても社員が主体的な支援活動を積極的に行っています。

 

ーセールスフォース・ドットコムが社会貢献活動をはじめたきっかけはあるのですか?

 

遠藤 創業者のマーク・ベニオフが以前在籍していた会社で社会貢献活動を立ち上げたのですが、定着させるのが難しかったようです。そのため、会社の立ち上げ当初から企業のDNAとして社会貢献活動を根付かせていかなくてはいけないと考え、セールスフォース・ドットコムの設立と同時に企業財団も立ち上げて様々な社会貢献活動をしています。

 

sf5

 

ー宮川様はTeach For Japanにプロボノとして関わってくださっていますが、このような社会貢献活動をされていて良い点はありますか?

 

宮川 お客様に純粋に喜んでもらえて嬉しいと感じられるところですね。プロボノとして自分の持っているスキルを提供し、それが顧客のためになる。利害関係もしがらみもなく、自分が良いと思えることをやれます。又、自分の勉強にもなるんですよね。Teach For Japanのお手伝いをしていて初めて発見するアイデアもあって、双方にメリットがある活動だと認識しています。

Teach For Japanでは、主に採用に関わるステークホルダー管理のサポートをしていますが、結果的にそれが良いフェローの採用に繋がっていきますよね。それだけではなく、例えば、業務が効率化されて職員が早く帰れるようになった、ということでもいいと思います。私のスキルの提供が、そういったお客様の成長や改善に変わっていくことが、非常にやりがいがあります。

 

ーどのくらいの社員の方がボランティアやプロボノの活動をされているのですか?

 

遠藤 日本では87%の社員がなにかしらのボランティアをしています。100%に近付けるために、関係者とコミュニケーションをとったり、社員がプロボノ・ボランティアの活動をしやすくしていく環境を整えています。現在、Salesforceは約800のNPO・非営利団体で導入していただいています。それらの団体はSalesforceを通じて、プロボノの要請を出せるようになっています。要請があると、多くの社員から手が挙がるのが現状です。

会社にもたらすメリットは非常に大きいですよ。1つの要請に複数の社員が興味を示して、チームワークを発揮して 担当することもあります。その中で、社員がプロジェクトマネジメントの経験を得たり、リーダーシップを磨く機会になったり、自己成長の機会にもなります。お客様の立場で自社サービスを見ることで、業務にプラスになることも多くあります。

 

ーTeach For Japanについて魅力を感じてくださっていることがあれば教えていただけますか?

 

遠藤 子ども達と2年間過ごしたフェローを様々なセクターへ輩出できることです。フェローシップ・プログラムを終えた方々は、教育業界ではなくて他のセクターへ進んだとしても、子ども達のことを忘れることはないと思います。子どもへの暖かな視線を持っている教師出身の人が各セクターにいるということは、国としての底力になっていくのではないでしょうか。

 

宮川 教育って色んな切り口があると思います。例えば、親、先生、近所の人も、みんな教育の一端を担っています。Teach For Japanはその中で、先生を通じて教育へアプローチしていると思うのですが、フェローはユニークで多様性のある方々だという認識でいます。その人達を活かそうとしていることが魅力的ですね。私が子どもだった時と比較して、子どもや家庭の多様性が増していると思います。先生も多様になっていくことが現代はいいのかもしれません。又、教育への想いが強い方を採用していることも魅力的だと思います。先日、Teach For Japan感謝祭(年末にTeach For Japanで開催したプロボノの方達等との交流会)に参加してフェローの方の話を聞いて実感しました。

 

sf8

 

ーお話にもでましたが、宮川さんはTeach For Japan感謝祭にお越しいただきました。そこで感じられたことはありましたか?

 

宮川 現役のフェローの方が、今こんな取り組みをしていますという実践発表が面白かったです。生徒たちに「時差っていうものがあるんだよ」ということを教える取り組みだったんですが、ただ考えるのではなく、フェローが外国の友人とSkypeで生中継をして、実際に時差を子ども達に感じてもらうというものでした。フェローは自分の友人やバックグラウンドを活かして授業をしているんだと感じて、自分が子どもの頃には想像できない教室だと、とてもインパクトがありました。

 

 

ー最後に、これからプロボノとして活動していく中で取り組んでいきたいこと等を教えてください。

 

宮川 現在はSalesforceを採用に関連して使用していただいていますが、ぜひ採用以外の分野でも使って欲しいです。Salesforceは多くの人が使い、コラボレーションすることで価値が飛躍的に増します。例えば、採用後のフェローの関係管理、ファウンドレイジングにおけるステークホルダーの管理等にも使って欲しいですね。単なるシステムで終わらせたくないので、色々なことを相談して欲しいです。その結果、Teach For Japanに関わる方々に喜んでもらえたら私としても本当に嬉しいです。

 

遠藤 製品の活用に加え、1-1-1モデルを活かして、協力していければと思っています。私達は、企業の価値はビジネスの成功だけでなく、地域・社会に貢献してこそ真の価値があると考えています。Teach For Japanと更に関われることがあれば、ご一緒したいですね。これからも応援しています。

 

 

sf7

 

インタビューを担当した森崎です。セールスフォース・ドットコム様には、ステークホルダーの関係管理において大変お世話になっています。社会貢献への取り組みが企業の文化として根付いていて、改めて素晴らしい取り組みだと感じました。

遠藤さん、宮川さん、お忙しい中ありがとうございました!

 

 

株式会社セールスフォース・ドットコム

https://www.salesforce.com/jp/

 

【ご支援いただいている内容】

・Salesforceのテクノロジーの寄贈

・運用改善のプロボノ