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【TFJの活動①】10月5日。「教師の日」を日本でも。

2016/2/13 団体のメッセージ

世界中にある「教師の日」を日本でも広めていきたい。

 

2015年。私たちTFJは、「JAPAN TEACHERS’ WEEK実行委員会」の運営メンバーとして、10月5日を「教師の日」として制定し、この日を中心とした10月5日から12日までのおよそ1週間、さまざまなイベントを行いました。

*詳しくはこちら http://japan-teachers-week.jp

 

そもそもこの日は、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)が1994年に制定した、教師に感謝をするための国際的な記念日。世界の国々では、この日に限らず、「教師の日」を制定していることは多く、この日が学校の教師に感謝の意を表すための特別な日として広く認識され、大きなイベントになっている国も少なくはありません。

 

ところが、これまで日本では、そのような日が特に制定されていないことはもとより、UNESCOが制定をした「教師の日」もほとんど認識されていないのが現状でした。日本にも、他の国々と同様に教師の日があってもよい、いや、あるべきではないか。そのように思ったのが、「教師の日」を立ち上げた理由の1つです。

 

多忙化する日本の教師。だからこそ、社会全体で教師を応援していく機運をつくっていきたい。

教師の日

 

〔Japan Teachers’ Week 2015 ポスター 〕

 

理由はそれだけではありません。もう1つの理由は、日本の教師を取り巻く現状にあります。

 

日本の教師が多忙であることはしばしば指摘されてきましたが、日本の教師の忙しさは、国際的に見ても突出しています。その一方では、学校教育に期待されることや課せられる役割・責任は増え続けてもおり、少し厳しい視線が向けられるようになっている面も否めません。誤解を恐れずに言うと、教師はもともと決して楽な仕事ではありませんでしたが、近年では以前と比べてもよい「大変で、責任が重い仕事」になってきているのではないか。私たちはこのように感じています。

 

ただ、その責任の重さこそ、教師のやりがいや魅力の源泉でもある。ほとんどの教師の方はこのように話してくださいます。たとえ忙しく、大変な仕事であったとしても、ほとんどの教師は子どもたちのためを思い、毎日本当に一生懸命に授業や生活(生徒)指導、部活動、学校運営のためのさまざまな仕事に取り組んでいます。

 

もちろん、仕事の中には効率化したり外部に委託したりすべきものがあるのは事実でしょう。そして、現場の教師が子どもと向き合うことに時間を費やせるようにするための改善や改革がなるべく早く必要だと思います。とはいえ、それが抜本的なものであればあるほど、どうしても多少の時間がかかってしまうことでしょう。

 

そこで私たちは、学校教育に関わる存在でありながらも学校の「外」にいるという立場からできることを考えました。たどりついたのは、社会全体に教師という仕事の素晴らしさを改めて伝え、今学校に通っている児童や生徒、その保護者は、今身近にいる教師の毎日に思いを馳せる機会をつくること。今は直接教師と接点がないという方も、かつての恩師を思い起こす。

 

そして、教師や恩師に「ありがとう」という気持ちを伝える。それによって多くの教師が自分の仕事に誇りを持ちあらためてやりがいを感じ、たとえ忙しい毎日であっても、また明日からも頑張ろうと思える日をつくっていけないだろうか。このように考えたのです。

 

教師の日2

〔恵比寿で行なわれた先生のコトバ展の様子〕

 

さらには、教師が子どもたちから見ても大人たちから見ても輝いた存在であり続けられるようになっていったら、より多くの人が教師を志すようになって、日本の教育に新しい風を吹かせられるのではないか。いつか教師という仕事を大学生がなりたい職業のNo.1にしたい。私たちはそのような夢さえ持っています。

 

Teach For Japanは、教師が魅力的な職業であることと、現在教育に携わっている方たちの思いを広く伝え、より多くの人が、教育に対してポジティブに関わっていく契機をつくり、さまざまな力を結集して日本の教育をよりよくしていくことや社会課題の解決に取り組んでいきたいと考えています。

 

(Teach For Japanスタッフ・OKM)