イベントevent

Teach For All アラムナイサミット報告会 〜世界とつながり教育観をアップデート〜

認定NPO法人Teach For Japanは、現在世界60か国以上に広がるグローバルネットワーク”Teach For All“の加盟団体です。
世界中の仲間たちと、「すべての子どもが、素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」というビジョンを共有し、その実現に向けて学び合い、協働しています。
“Locally Rooted, Globally Informed”という合言葉のもと、各パートナー国は地域に根ざした活動をしている一方で、各国での教育実践や課題解決のプロセス、先進的な研究事例などの知見を国境をこえて共有し、より良い教育の実現に向けてのディスカッションが日々行われています。

今年の6月には、「Teach For All Asia Pacific Alumni Summit 2023」が開催されました。Alumniとは、各国のプログラム(2年間、教師として学校に赴任するプログラム)の修了生のことで、今回のサミットではアジア太平洋地域のパートナー国の修了生200名近くがマレーシアのクアラルンプールに集合しました。

Teach For Japanからも5名の修了生が参加しておりたくさんの刺激をうけて帰国したため、そこでの学びや経験についてをシェアするイベントを企画しました。

・Teach For Allのサミットってどんな内容?どんなことを学んだの?
・世界の教育現場では今、どんなことが起こっているの?
・各国の修了生は、ビジョン実現のためにどんな活動をしているの?
などについて、パネルディスカッション形式で報告します!

少しでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひお気軽にご参加ください!

★☆★☆お申込みはこちら★☆★☆
https://peatix.com/event/3655468

<イベント概要>
日時:
2023年8月20日(日)10:00~11:00

開催方法:
オンライン開催
(Zoomウェビナーでの配信となります。当日使用するURLは、お申し込みいただくと表示できるようになります。)

参加費・対象者:
どなたでも無料でご参加いただけます。

【パネリスト(サミット参加者)】

松木崇晃さん(第9期フェロー)
東京農業大学卒業、東京大学大学院修士課程修了後、遺伝子解析、教育用ボードゲーム開発といった事業に携わる。その後、約1年間世界一周をし、帰国後にTeach For Japanの第9期フェローとして中学校に勤務し、英語科を担当した。現場での経験をもとに、教育政策に関心を持ち、今年の9月よりマラヤ大学大学院(マレーシア)にて、教育政策の修士課程に進学予定。

松木愁琳さん(第9期フェロー)
関西外国語大学英語キャリア学部を卒業後、東京の企業に就職、アプリ開発事業に携わる。その後、約1年間世界一周をし、様々な国籍の人と関わる中で英語の有用性を実感。異文化理解の観点を取り入れた生徒が楽しめる英語教育を実施したいと思い、Teach For Japanの第9期フェローとして中学校に勤務、英語科を担当した。現場での経験をもとに、現在は学校外から、生徒たちの学びの場を広げる方法を模索中。

長村裕さん(第3期フェロー)
塾講師時代に日本の教育のあり方に疑問を持つ。グローバルな人材を育成するためには、まず教育がグローバルにならなくてはと、青年海外協力隊としてキルギスに2年間赴任。その後、開発教育を学ぶために英国イーストアングリア大学大学院で修士号を取得。国際NGOで南スーダン、ケニア、イラクにて緊急人道支援を行う。その後、TFJの英語科フェローとして福岡県飯塚市の中学校に2年間赴任。現在は、福岡市の中高一貫校に教員として勤務しながら、「教育の質」「教育格差」の問題に取り組んでいる。

椛山美生さん(第9期フェロー)
神戸市外国語大学 外国語学部国際関係学科を卒業後、新卒でTeach For Japan 9期フェローとして福岡市に赴任。中学校英語科教員、小学校英語専科を経て、2023年4月から関西大学大学院 外国語教育学研究科に進学し「自分らしく英語を話すことができる英語教育」を目指して、教材開発に関する研究に携わる。

黒澤永さん(第8期フェロー)
福島県会津出身。中学卒業式の日に起きた東日本大震災が価値観を変え、16歳の時に米国・メリーランド州に留学。その後、獨協大学に進学しフランス語と「民族紛争の記憶」を研究。大学在籍時にトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムの奨学生として、ボスニア・ヘルツェゴビナに1年間留学し、首都サラエボにあるWar Childhood Museumに勤務。旧ユーゴスラビア紛争やボスニア紛争を経験した人々が抱える「戦争の記憶」をテーマに研究を行いながら、クロアチア系、セルビア系、ムスリム系の子供たちのための教育プログラムを企画・運営。2020年4月から2022年3月まで、Teach For Japan のフェローとして福岡県飯塚市の公立中学校の英語科教員として福岡県に勤務。現在は福岡女子商業高等学校に勤務し、英語や国際理解の視点に立った真の商業教育の創造に取り組む。

【司会】

池田由紀(Teach For Japan職員/第3期フェロー)
早稲田大学教育学部卒業後、伊藤忠商事株式会社に入社し物流・用船事業に従事。2015年4月よりTeach For Japan第3期フェロー(教師)として奈良市内の公立小学校に赴任。教室では「子どもたちと社会、世界を繋ぐ」を軸にした実践を行い、地域では子どもたちとダンスクラブを立ち上げたり、映画上映イベントや教育関係者が交流できる場づくり・ワークショップの企画をしたりと、学校内外で様々な活動に取り組んだ。奈良での3年間の教員生活終了後、Curio Schoolや新渡戸文化学園などを経て現職。現在は教師の採用や研修プログラムの開発をしながら、 聖心女子大学大学院博士後期課程に在籍し学習科学や教師教育をテーマに研究活動を行う。

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